MONEX SECURITIES REVIEW 2026
マネックス証券の評判・口コミは?
SBI・楽天と比較した
メリット・デメリット【2026年版】
クレカ積立還元率1.1%は業界最高水準。
銘柄スカウターは個別株分析の最強ツール。
10社以上開設した元銀行員が正直レビューします。
「マネックス証券ってどうなの? SBI証券や楽天証券より良い点はある?」「クレカ積立の還元率1.1%は本当にお得?」「銘柄スカウターって何?」SBI証券・楽天証券の2強に隠れがちなマネックス証券ですが、実は特定の使い方では2強を上回るメリットがある証券会社です。僕は実際にマネックス証券の口座を開設し、マネックスカードでクレカ積立を設定し、銘柄スカウターで個別株を分析した経験があります。この記事では、その実体験をベースに、マネックス証券のメリット・デメリットを正直にレビューし、「SBI・楽天ではなくマネックスを選ぶべき人」の条件を明確にします。
この記事でわかること
- マネックス証券の基本スペック口座数・取扱銘柄数・手数料
- クレカ積立還元率1.1%の仕組みと30年シミュレーション
- 銘柄スカウターの「ここがすごい」と「ここが惜しい」
- SBI証券・楽天証券との完全比較表(15項目)
- マネックス証券をメインにすべき人の3つの条件
- サブ口座としての活用法「SBI or 楽天+マネックス」の最強構成
藤井拓也より(元メガバンク行員・2級FP技能士)
マネックス証券は、僕が10社以上開設した中で「3番目に使っている」口座。SBI証券がメイン、楽天証券がサブ、マネックス証券は「個別株の分析専用」で使っています。正直に言うと、つみたてNISAのインデックス積立だけならSBI or 楽天で十分。でも「個別株分析」と「クレカ積立の還元率」では、マネックス証券が2強を上回る場面があります。「メインにはしないけど、持っていて損はない」これが僕の正直な評価です。
マネックス証券の基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | マネックスグループ株式会社(東証プライム上場) |
| 口座開設数 | 約260万口座(業界5位前後) |
| 投資信託の取扱本数 | 約1,700本(SBI約2,600本・楽天約2,500本より少ない) |
| つみたてNISA対象銘柄 | 約220本(SBI・楽天とほぼ同数。オルカン・S&P500は全て揃っている) |
| 国内株式売買手数料 | 1回の取引ごとに手数料が発生(55円〜。SBI・楽天は0円) |
| 米国株の取扱銘柄数 | 約5,000銘柄(米国株に強い。SBI約5,600本に次ぐ) |
| クレカ積立 | マネックスカードで還元率1.1%(業界最高水準) |
| 独自ツール | 銘柄スカウター(個別株の分析ツール。業界最高水準の分析機能) |
| 口座開設費・維持費 | 無料 |
マネックス証券 vs SBI証券 vs 楽天証券3社比較表
| 比較項目 | マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|---|
| 口座数 | 約260万 | 約1,300万(No.1) | 約1,100万(No.2) |
| 投信取扱本数 | 約1,700本 | 約2,600本(No.1) | 約2,500本 |
| 国内株式手数料 | 55円〜(有料) | 0円 | 0円 |
| 投信の購入手数料 | 0円 | 0円 | 0円 |
| クレカ積立還元率 | 1.1%(マネックスカード) | 0.5〜5%(三井住友カード) | 0.5〜1%(楽天カード) |
| クレカ積立上限 | 月10万円 | 月10万円 | 月10万円 |
| 月5万円積立の年間ポイント | 6,600pt(1.1%) | 3,000pt(NL 0.5%)/ 6,000pt(ゴールドNL 1.0%) | 3,000pt(通常 0.5%)/ 4,500pt(ゴールド 0.75%) |
| 投信マイレージ | なし | あり(年率最大0.25%) | あり(限定的) |
| ポイント投資 | マネックスポイント | Vポイント・Pontaポイント | 楽天ポイント(最も使いやすい) |
| 個別株分析ツール | 銘柄スカウター(業界最高水準) | 株アプリ(標準的) | iSPEED(使いやすいが分析は基本レベル) |
| 米国株取扱 | 約5,000銘柄 | 約5,600銘柄(No.1) | 約4,700銘柄 |
| IPO | 取扱あり(完全平等抽選で当選しやすい可能性) | 取扱実績No.1 | 取扱あり |
| アプリの使いやすさ | ○(分析機能は優秀だがUI はやや複雑) | ○(機能多いがやや複雑) | ◎(直感的で初心者向き) |
| 総合評価 | クレカ還元率と分析ツールに特化。メインよりサブ向き | 総合力No.1。迷ったらSBI | 楽天経済圏ユーザーに最適 |
マネックス証券の5つのメリットSBI・楽天にない強み
クレカ積立還元率1.1%年会費実質無料で業界最高
マネックスカード(年会費永年無料に改定済み)のクレカ積立還元率は最大1.1%(月5万円まで)。ただし2026年10月以降、月1万円以上のカードショッピング利用が条件。利用がない月は還元率0%になるので注意。SBI証券の三井住友NL(0.5%)や楽天カード通常(0.5%)の2倍以上。
| 月額積立 | マネックス(1.1%) | SBI NL(0.5%) | 楽天通常(0.5%) | マネックスの差額 |
|---|---|---|---|---|
| 月3万円 | 年3,960pt | 年1,800pt | 年1,800pt | +2,160pt/年 |
| 月5万円 | 年6,600pt | 年3,000pt | 年3,000pt | +3,600pt/年 |
| 月10万円 | 年13,200pt | 年6,000pt | 年6,000pt | +7,200pt/年 |
月5万円の積立でSBI NLより年間3,600ポイント多い。30年で108,000ポイントの差。ただしSBI証券のゴールドNL(1.0%)なら差は年間600ポイントに縮まる。「年会費無料のカード同士」の比較ならマネックスの圧勝。
銘柄スカウター個別株分析の最強ツール
マネックス証券の最大の差別化ポイント。銘柄スカウターは口座開設するだけで無料で使える個別株分析ツールで、以下の情報が一目で確認できます。
過去10年分の業績推移
売上高・営業利益・純利益・EPSの10年推移をグラフで表示。成長トレンドが一目でわかる
セグメント別の業績
「この会社の利益はどの事業から出ているか」がわかる。事業ポートフォリオの分析に不可欠
配当利回り・配当性向の推移
過去10年の配当推移と配当性向。高配当株の銘柄選びに必須の情報
バリュエーション(割安・割高)判断
PER・PBR・配当利回りの現在値と過去レンジを比較。「今の株価は過去と比べて割安か?」がわかる
僕は個別株を分析する時、必ずマネックスの銘柄スカウターを使います。SBI証券や楽天証券のアプリにも企業情報はありますが、過去10年の業績推移やセグメント別分析はマネックスの銘柄スカウターが群を抜いて見やすい。口座開設だけで無料で使えるので、「分析だけマネックス、取引はSBI or 楽天」という使い方も十分アリです。
IPOが完全平等抽選
SBI証券のIPO抽選は「資金が多い人ほど有利」な仕組み(IPOチャレンジポイント)。マネックス証券は完全平等抽選資産額に関係なく1人1票。資金が少ない初心者でもIPOに当選するチャンスがある。IPOに興味があるなら、サブ口座としてマネックスを持つ価値は大きい。
米国株の取引に強い
マネックス証券は元々「米国株に強い」ことで知られています。約5,000銘柄の取扱、米国株専用アプリ「トレードステーション」、時間外取引(プレマーケット・アフターマーケット)への対応。米国個別株に興味があるなら、マネックス証券は有力な選択肢。
dポイント連携ドコモユーザーに嬉しい
マネックスポイントはdポイントに交換可能(1pt=1pt)。ドコモユーザーやdカードを使っている人にとっては、クレカ積立で貯まるポイントの使い道が広がります。SBI証券はVポイント・Pontaポイント、楽天証券は楽天ポイント。「dポイント経済圏で生活している人」にはマネックス証券が最適です。
マネックス証券の4つのデメリット正直に書きます
国内株式の売買手数料が有料
SBI証券・楽天証券は国内株式の売買手数料が0円。マネックス証券は1回あたり55円〜(約定金額により変動)。投信の積立には影響しないが、個別株の売買では明確にコスト負けする。日本の個別株を頻繁に売買する人にはデメリット。
投信の取扱本数がSBI・楽天より少ない
約1,700本(SBI約2,600本・楽天約2,500本)。オルカンやS&P500などの主要銘柄は全て揃っているので、つみたてNISAの積立には問題なし。ただしマイナーなファンドを買いたい場合はSBI・楽天のほうが選択肢が広い。
投信マイレージ(保有残高ポイント)がない
SBI証券には投資信託の保有残高に応じてポイントが付与される「投信マイレージ」がある。マネックス証券にはこの仕組みがない。長期保有で残高が大きくなるほど、この差が効いてくる。オルカン1,000万円保有時、SBI証券なら年間約1,750ポイント。マネックスは0ポイント。
口座数・知名度でSBI・楽天に劣る
口座数約260万はSBI(約1,300万)の5分の1。ユーザー数が多い=サービス改善の競争が活発=将来的な機能追加が期待できる。マネックスが悪いわけではないが、「ユーザー数の多さ」という安心感ではSBI・楽天が上。
マネックス証券を「メインにすべき人」の3つの条件
以下の3つ全てに当てはまる人は、マネックス証券をメイン口座にする価値があります。
条件 1
クレカ積立の還元率を最大化したい
SBI証券の三井住友NL(0.5%)や楽天カード通常(0.5%)では物足りない。年会費無料のカードで最高還元率を求めるなら、マネックスカードの1.1%が唯一の選択肢。月5万円×30年で108,000ポイントの差(vs 0.5%カード)。
条件 2
dポイント経済圏で生活している
ドコモユーザー、dカードユーザー、dポイントを日常的に貯めている人。マネックスポイント→dポイントの交換でポイントの使い道が広がる。SBI(Vポイント)や楽天(楽天ポイント)より「dポイントのほうが使いやすい」人に最適。
条件 3
個別株の分析に力を入れたい
銘柄スカウターを日常的に使いたい人。成長投資枠で個別株にも投資する予定がある人。「つみたてNISAのインデックス積立+個別株の分析」を1口座で完結させたいなら、マネックス証券が最適。ただし日本の個別株の売買手数料は有料なので、「分析はマネックス、売買はSBI」という使い分けも選択肢。
3条件に当てはまらない人は?
SBI証券 or 楽天証券をメインにしてください。マネックス証券のメリットは確かにあるが、総合力ではSBI・楽天が上。つみたてNISAのインデックス積立だけならSBI or 楽天で十分。マネックスは「サブ口座」として持つのが最も合理的な使い方です。
クレカ積立1.1%の30年シミュレーション他社とのポイント差を完全比較
「クレカ積立の還元率が0.6%違うだけで、30年でどのくらい差が出るのか?」具体的に計算します。
月額別×30年のクレカ積立ポイント比較
| 月額積立 | マネックス(1.1%) 30年累計 |
SBI NL(0.5%) 30年累計 |
楽天通常(0.5%) 30年累計 |
マネックスとの差 (vs 0.5%) |
|---|---|---|---|---|
| 月1万円 | 39,600pt | 18,000pt | 18,000pt | +21,600pt |
| 月3万円 | 118,800pt | 54,000pt | 54,000pt | +64,800pt |
| 月5万円 | 198,000pt | 90,000pt | 90,000pt | +108,000pt |
| 月10万円 | 396,000pt | 180,000pt | 180,000pt | +216,000pt |
月5万円の積立で30年間のポイント差は108,000ポイント(=108,000円相当)。月10万円なら216,000ポイント。この差額をさらにオルカンに再投資すれば複利で成長するため、実質的な価値はもっと大きくなります。
ポイントを再投資した場合の資産シミュレーション
クレカ積立で貯まるポイントを全額オルカンに再投資した場合、30年後にいくらになるか。年利5%で計算。
| 条件(月5万円積立) | マネックス(1.1%) | SBI NL / 楽天通常(0.5%) |
|---|---|---|
| 年間ポイント獲得 | 6,600pt/年 | 3,000pt/年 |
| 月あたりの再投資額 | 550円/月 | 250円/月 |
| 30年後のポイント再投資分の資産額 | 約45.8万円 | 約20.8万円 |
| ポイント再投資の差額 | 約25万円の差(同じ月5万円を積み立てて、カードの違いだけでこれだけ変わる) | |
月5万円を30年積み立てた場合、クレカ積立のポイント再投資分だけで約25万円の差。「カードを変えるだけ」で25万円。ただしこの計算は「SBI証券の投信マイレージ」を考慮していない。投信マイレージを含めると、保有残高が大きくなる20年目以降はSBI証券のほうがトータルポイントで有利になるケースも。「最初の10年はマネックスが有利、長期ではSBI証券が逆転する可能性」これが正直な結論です。
SBIゴールドNL(1.0%)との比較
| 比較項目 | マネックスカード(1.1%) | 三井住友ゴールドNL(1.0%) |
|---|---|---|
| 年会費 | 実質無料(年1回利用で翌年無料) | 5,500円(年100万利用で翌年無料) |
| クレカ積立還元率 | 1.1% | 1.0% |
| 月5万円積立の年間ポイント差 | 6,600pt | 6,000pt(差は600pt/年) |
| 投信マイレージ | なし | あり(年率0.0175%〜) |
| 日常決済のポイント還元 | マネックスカードは日常決済には向かない(JCBのみ・還元率1%) | コンビニ・飲食店で最大7%還元。日常決済カードとしても優秀 |
| 総合評価 | クレカ積立「だけ」なら0.1%有利。ただし投信マイレージと日常決済を含めるとSBI証券のほうが総合力は上 | 年100万円利用の条件をクリアできるなら、投信マイレージ+日常決済還元でトータル有利 |
僕の結論
クレカ積立の還元率「だけ」を見ればマネックスが最強。しかし投信マイレージ・日常決済のポイント還元・ポイントの使い勝手(Vポイント vs マネックスポイント)を総合すると、SBI証券×三井住友ゴールドNLのほうがトータルで有利になるケースが多い。「クレカ積立の還元率0.1%の差」のために証券会社全体を変えるのは、やや非合理的。マネックスは「サブ口座」として銘柄スカウターとIPOに使うのが最も賢い活用法です。
マネックス証券の口座開設方法(所要時間5分)
マネックス証券の口座開設はSBI・楽天と同様にスマホから最短5分。手順はほぼ同じです。
| ステップ | やること | 所要時間 |
|---|---|---|
| ① | マネックス証券公式サイトにアクセス →「口座開設」をクリック | 30秒 |
| ② | メールアドレスを登録し、認証コードを入力 | 1分 |
| ③ | 個人情報の入力。口座種別は「特定口座(源泉徴収あり)」を選択 | 2分 |
| ④ | 本人確認書類をスマホで撮影してアップロード(マイナンバーカード推奨) | 2分 |
| ⑤ | 申込完了。審査後(最短翌営業日〜数日)にログインIDが届く | |
| ⑥ | 口座開設後、マネックスカードの申込+クレカ積立の設定(必要な場合) | 5分 |
NISA口座をマネックスに置く場合の注意点
NISA口座は1人1口座。すでにSBI証券や楽天証券でNISA口座を持っている場合、マネックスでNISA口座は開設できません。マネックスをサブ口座(特定口座)として使う場合は、NISA口座の申込は不要。サブ口座開設時に「NISA口座を申し込まない」を選択してください。
マネックス証券の「サブ口座」としての最強の使い方
僕のおすすめは「メインはSBI or 楽天、サブでマネックス」の2口座構成。具体的な使い分けは以下の通り。
| 用途 | メイン口座(SBI or 楽天) | サブ口座(マネックス) |
|---|---|---|
| NISA口座 | ここに置く(NISA口座は1人1つ) | |
| つみたてNISAの積立 | オルカンのクレカ積立 | |
| 個別株の分析 | 銘柄スカウターで分析 | |
| IPOの応募 | SBI証券から応募 | マネックスからも応募(当選確率2倍) |
| 特定口座での追加投資 | メイン口座で | マネックスカード1.1%還元を活用するのもアリ |
この構成なら、メイン口座のNISA積立で資産形成の土台を作りつつ、マネックスの銘柄スカウターで個別株を研究し、IPOにも2口座から応募できる。口座開設は無料なので、「持っていて損はない」サブ口座としてマネックスを検討する価値は十分にあります。
よくある質問
まとめ
マネックス証券は「SBI・楽天の2強」に隠れがちですが、クレカ積立還元率1.1%(年会費実質無料では業界最高)と銘柄スカウター(個別株分析ツール最強)という2つの明確な強みがあります。
- クレカ積立還元率1.1%:月5万円×30年で約198,000ポイント(0.5%カードとの差は108,000ポイント)
- 銘柄スカウター:口座開設だけで無料。過去10年の業績推移・セグメント分析・配当推移が一目でわかる
- IPOは完全平等抽選。資金が少なくても当選チャンスがある
- デメリット:国内株式の売買手数料が有料(SBI・楽天は0円)、投信マイレージなし、口座数で2強に劣る
- 最適な使い方:「SBI or 楽天がメイン、マネックスがサブ(分析+IPO)」の2口座構成
- メインにすべき人の条件:クレカ還元率最重視+dポイント経済圏+個別株分析をやる人
マネックス証券の口座開設は無料、維持費もゼロ。「銘柄スカウターを使うためだけ」に開設しても損はありません。まずはメインのSBI or 楽天でNISA積立を始め、投資に慣れてきたらマネックスの口座も検討してみてください。新NISAの始め方とおすすめ銘柄ランキングも参考にどうぞ。


